<フィラリア・ノミダニ予防と春の健康診断とお知らせ>

<フィラリア・ノミダニ予防と春の健康診断とお知らせ>

フィラリアの予防が始まります。

フィラリアとは蚊を媒介にして愛犬の肺動脈や心臓に寄生してしまう病気です。

フィラリアの予防期間は地域により多少異なってきます。予防投薬期間は、「フィラリア感染開始後1カ月から感染終了後1カ月まで」とされており、その目安としてHDU(heartworm Development heart Unit)の概念が広く利用されています。

1日HDU=日平均気温(日最高気温ー日最低気温)×1/2-臨界温度(14℃)

この数値を加算し、その積み重ねが130となる日が感染開始日になります。(ただし数値がマイナスになる場合は0とする)また感染終了日は30日間でのHDU合計が130となる最終日とされます。この計算よると犬フィラリアの兵庫県に置ける平均感染期間(1997年から2011年の15年間)は、感染開始日5月20日、感染終了日11月10日(最も早い推定感染開始日→4月30日、最も遅い推定感染終了日→11月19日)となります。

初回として感染開始から1ヶ月以内に投薬を開始し、感染終了後に1回最終投与すれば完全な予防が出来ます。

一般的には兵庫県では5月末もしくは6月初旬から11月末もしくは12月初旬の毎月1回、計7回お薬を投与していただければ予防する事ができます。

しかし生活環境によっては必ずしも十分といえないこともありますので、予防に期間に関し疑問や不安がございましたらおたずね下さい。

当院でも毎年感染を確認しており、中には重症化して死亡するケースにも遭遇しています。

また近年猫のフィラリア感染も確認されるので、ノミダニとともに予防をすることをおすすめします。

4月になるとフィラリア予防、ノミ・マダニ予防、狂犬病予防接種で病院は大変混み合います。

申し訳ございませんが、特に土日の週末は大変お待たせしてしまう可能性があります。

フィラリアの血液検査の際に健康診断として血液一般検査も行っています。

わんちゃんねこちゃんの健康で幸せな生活のためにも、また治療費の負担を軽減するためにも、病気の早期発見・早期治療が大切です。

当院では年齢、オーナー様のご要望に応じて、健康診断を実施しています。病気を発見するのも大事ですが、元気なときの状態を知っておくのも目的の一つです。

わんちゃん・ねこちゃんの1年は人間の約4~5年に相当します。そろそろ健康が心配だったり、以前に気になる数値があって再チェックをしたい場合などご相談下さい。

定期的(年に1~2回)にチェックをし、病気の早期発見につなげることをお勧めします。

予約は必要ありませんので、診療時間内にご来院の上、受付にて健康診断希望とお伝えください。

外注検査となりますので、通常の院内検査より低価格で行えますが、結果は約1週間程かかります。

また緊急時における診断には利用できません。

これからの時期、年1回のフィラリア検査に合わせて健康チェックを行う事をお勧めします。

検査を希望する場合は診察の際に申し出てください。

また気になる事があれば気軽に当院までお尋ね下さい。

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